この場所に転居してから、とても親しく付き合ってもらったご近所さんが急な病に倒れてしまい、先が長くないらしい。ご家族の話によると、葬儀は家族葬という形にして、あまり大きく行わないという。家族葬という形態は、まだ耳になじまない言葉だが、家族ではない私も参列させてもらえるのだろうか。
この前、親戚に不幸があった。最近はあまりお付き合いもなく、主人の転勤で離れてしまった我が家に対して、「家族葬にするから、遠くからわざわざ来なくてもいい。でも、何かの機会にこっちに来たときに寄ってくれ。」と気遣いをしてもらった。正直なところ、家族葬と言ってこちらの懐具合を計ってくれた親戚に感謝してる。
先日友人の葬儀があった。家族葬ということで、集まった人は、みんな私も知っている人ばかりだった。彼が亡くなってしまったことは、とても悲しいことだけど、彼の昔のエピソードを語り合いながら、和やかに送ることが出来たのではないか。家族葬という形の葬儀の仕方も良いものだと思った。私の家族の時にも検討しよう。
昔、テレビを見ていて、記憶に残っている言葉「赤ちゃんは生まれた時に泣いているけど、周りは笑ってる。そして人が死んだとき、写真のその人は笑っていても周りが泣いている、そんな人になりたい」。家族葬であれば、本当に故人の死を悼む人が集まり執り行われるだろう。家族葬の規模のお葬式が増えてくるのもうなずける。

